今とは別の職場を希望している看護師は多いでしょう。賃金や待遇、通勤時間などが今まで以上に良い職場に勤めたいという気持ちは、誰でもあります。しかし、転職するためには、面接試験にパスして採用を勝ち取る必要があります。そこで、採用されるためのコツをお伝えしましょう。ぜひ参考にしてみてください。

まず、面接では、試験官の話をよく聞いて、話の流れに身を任せることが大切です。面接は多くの場合、副院長や看護師長が担当することが多いと思いますが、そのような人たちは、人を観察するのに長けています。ですから、相手の目を見て、真摯な姿勢で質問に答えましょう。

ただし、面接官の話に身を任せるといっても、自己主張をしないと、印象が薄くなってしまいます。ですから、自分の意見はきちんと主張しつつ、相手の話に耳を傾け、自分の経歴や応募の動機などはハキハキと答えなければなりません。面接では、そう難しい話題に触れることはないと思いますが、時には答えにくいことを質問されるかもしれません。そんなときでも、閉口するのではなく、自分の意見をしっかり述べましょう。

とはいえ、誰でもとっさに好印象を与える回答をするのは難しいと思います。ましてや面接の場だと、緊張もしているはずです。ですから、転職を決意し、行動を開始したら、看護師としての将来のビジョンや自己PRを事前に考えておき、いつでも応募書類にスラスラ書いたり、面接で答えられるように準備しておきましょう。