職場を辞めて、新たな気持で転職をしようと決意している人は、その時期を事前に伝える必要があります。最低でも1ヶ月前までには伝えるのがルールとなっていますが、職場の状況によっては、それよりも早く伝えておかないと退職できないこともあるようです。

その理由は、深刻な状況の患者さんが多かったり、その職場の看護師がもともと不足していると、退職者がでると仕事が回らなくなるからです。そのようなうな状況だと、いくら1ヶ月前に退職を申し出ても、「退職時期を延期してほしい」と頼まれることはよくある話です。ですから、春に退職するつもりでいても、「退職するのは夏のボーナスをもらってからにしたほうが良い」と、ズルズルと先延ばしになり、いつまで経ってもやめられないという事態に陥っている人も少なくないでしょう。

そこで、ここでは円満に退職できるコツをアドバイスします。例えば、別の職場に行くというのではなく、時期をずらす事ができない何らかの理由をつけて退職を願い出てみてはどうでしょう？夫の転勤や引っ越し、親の介護をするなど、やむを得ない事情を理由にするのです。このような理由なら、しつこく引き止められることはないでしょう。ただし、明らかな嘘はいつバレるかと不安になるかもしれませんし、良心も痛むかもしれないので、事実も上手く踏まえることがポイントです。これはあくまでも、引き止められる可能性が高い場合の方法です。そのため、引き止めにあう可能性がそう高くないときには、退職理由はきちんと本当のことを話すようにしましょう。